こんにちは!町田です。
今回は「カラマーゾフの兄弟」です。
ドストエフスキーの作品は他に「悪霊」、「罪と罰」を読みましたが
どれもみんなおもしろかったです。
テーマがヘビーなので読みごたえも相当ありますが、やはり宗教的
な部分が読んでいておもしろいなと感じました。
僕たち日本人はどっちかというと宗教になじみは浅いほうだと思うので、
この小説にでてくる人たちの心の動きかたには興味深いものがありました。
この小説を読むと読んだ人同士で、スメルジャコフ的な~とか、イワン的な~
とか話せます。キャラが濃くて、個性がたっているからなんでしょうね。
特に主人公のアリョーシャは僕は大好きです。
カラマーゾフの三男で、修道僧。みんなから好かれてます。
ちょっとした失敗に羞恥心を感じて、「たとえ誠意でやったことにせよ、
これからはもっと賢くならなければいけない」とか言ってます。いや~
べつにいいじゃんとかって思うくらいの事なのに、誠実だし、すげ~なって
思ったので印象的なセリフでした。
見習って、ちょっぴりでも誠実さを身につけられたかな?
PS
カラマーゾフの兄弟はベスト3にはいるくらい好きなのに、ブログに書くと
良さが表現しにくいな~。
興味があれば読んでみてください。すごい小説ですよ!!