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Novel
2016.08.31 Wednesday

こんにちは!町田です。

今年もコンテストの時季がやってきました。

賞金欲しいぞ!がんばるぞ!

ブログネタはいろいろあるけれど

あえて新しいことを発信しないという

オリジナリティーにこだわっています。

だからまたまた長文のリサイクル。

1年半前のブログから。



 ところで私は最近になってフツフツと思うのだけれど、人間がこうして

毎日朝から晩までせっせと働くというのは”ちょっと変”なものですね。

そう思ったことない? どう言えばいいのかな、私がここでやっている仕事なんて、

これをこうやりなさいと上の人にいわれたことをいわれたとおりにやっているだけです。

なんにも考える必要がないわけ。脳みそなんて仕事前にロッカーに置いてきて、

帰りにまたひょいともってかえればいいくらいのものです。 1日24時間のうち自分の

自由になる時間はほんのちょびっとしかありません。その「自由な時間」だってけっこう

疲れてるから、寝ころんでただボオっとしてることが多いし、落ち着いてものを考える

ことってないも同然なのね。 もちろん週末は仕事からは解放されるけど、それだって

センタクやらソウジやらをまとめてやったり、ときどき町にでたりするとあっというまに

終わってしまう。いちど決心して日記をつけようとしたんだけれど、書くことがまるでなくて

けっきょく一週間でやめちゃいました。だってくる日もくる日も同じことをくりかえしてる

だけなんだものね。

 でもそれにもかかわらず、”それにもかかわらず”です、自分がこんな風に仕事の

一部になっていることにたいして、私は”ぜんぜん”悪い気持ちをもってません。

イワ感みたいなものもべつに感じない。というよりむしろ、私はそうやってアリさん的に

わきめもふらず働くことによって、だんだん「ほんとうの自分」に近づいているような

気さえしちゃうのです。なんというのかな、うまく説明できないけれど、自分について

考えないことでぎゃくに自分の中心に近づいていくというみたいなところがあるのね。

私が「ちょっと変」だというのはそういうことです。




これは、ねじ巻き鳥の笠原メイのセリフです。

こういう素朴さに心惹かれますね!